保存食と未来人

ヨーロッパの農家さんでは、季節が春の頃に、家畜を飼育はじめて、夏や秋に十分に太らせ、冬の厳しい季節の保存食として蓄えておくような風習があるのだそうです。ニワトリなどの小動物でしたら、生きたまま家畜として飼育する事も可能かもしれませんが、冬を越すには十分なエサが確保できるかは分かりません。また、豚や牛などの大きい価値である場合は、屠畜(とちく)して、お肉を捌いたとしても、1度に大量のお肉を食べる事は難しいので、冬仕度として、ハムやソーセージなどの保存食に加工するようなのです。人間の知恵と、食べ物を大切にする人間の行動が、現在皆さんが大好きなハムやソーセージを生み出したようですね。人間は、原始時代、野生動物や、植物や木の実や草を食料にしていたと考えられていますが、家畜を開始し始めたのが、今から1~2万年ほど前だと言われています。1番最初の家畜は、犬なのではないかと考えられているそうです。その後、その他の動物たちが、家畜として、人間に飼われるようになってから、だいぶ年月が経ちましたが、私達は、1万年、2万年も昔の人々と同じように、動物たちを家畜し、保存食として加工し様々な食料を得ています。昔の人々の偉大なる知恵が、現代の皆さんの生活を支えてくれているのだという事がなんとも驚きでありますね。保存食を確保できるという事は、安定した食べ物を多くの人が、手に入れる事ができるという訳なのです。世界の平和も、十分な食べ物があってこそなのだという事を踏まえて、これからの食料問題と向き合っていきたいものですね。

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